学生の頃の、奇跡の出会い

高校の頃の当時、僕はバスと電車で学校に通ってました。
だいたい、いつも同じような時間に同じようなルートで。
その頃は部活が忙しく、女の子には興味があったけど、とりわけどうということはありませんでした。
そんなある日、いつもだいたい同じような時間によく出会う、同年代の女の子がいました。
初めは特に意識してなかったんですが、本当によく会うので、だんだん見かけるのがちょっとした楽しみでした。
あるとき、僕は階段を踏み外してちょっと骨折してしまい、松葉杖をついていました。
その日はすごい雨で傘がうまくさせなくて困っていたら、いつも見かける彼女が「大丈夫ですかっ」って傘にいれてくれたんです。
それがきっかけで、僕と彼女は付き合うようになりました。
これが僕の、奇跡の出会いです。